都立入試問題 平成30年度(2018年度)理科大問2の問4の解説です。

都立入試や高校受験全般という観点で解説を書いていきます。
過去問を解いたときなどの参考にしてください。
その問題の解き方だけでなく、併せて覚えておくべき周辺知識も簡単に紹介します。

都立高校の過去問は、東京都教育委員会のWEBサイトで閲覧およびDLをすることができます。
必要に応じて参照してください。

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問4 自然と環境

大問2は、実験などの形をとった小問集合。
各単元から幅広く出題されます。
問4は自然と環境に関する問題で、配点は4点です。

解答と解説はコチラ

学習単元としては自然と環境ですが、いわゆる食物連鎖に絡む問題ですね。

ふつうに目に見える生物のほとんどが多細胞生物です。
肉眼では見えない微生物の一部に単細胞生物がいるぐらいですね。
キノコやカビは多細胞生物です。
また、殖え方の違いとしては、花が咲く植物は種子で殖えますが、シダ植物やキノコやカビなどの菌類は胞子で殖えます。
菌糸はキノコやカビの体を作っているものですね。

食物連鎖における分解者である菌類の主な働きは、有機物を無機物に分解すること。
消費者である動植物の死骸や糞尿(デンプンやタンパク質)を二酸化炭素・水・アンモニアなどの無機物に分解しています。
それをまた消費者が摂取して、自然界の物質が循環しています。

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