都立入試問題 平成30年度(2018年度)社会大問1の問2の解説です。

都立入試や高校受験全般という観点で解説を書いていきます。
過去問を解いたときなどの参考にしてください。
その問題の解き方だけでなく、併せて覚えておくべき周辺知識も簡単に紹介します。

都立高校の過去問は、東京都教育委員会のWEBサイトで閲覧およびDLをすることができます。
必要に応じて参照してください。

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問2 歴史(世界の四大文明)

大問1の問2は、世界の四大文明に関する問題で、配点は5点です。

解答と解説はコチラ

Ⅱの文章に当てはまるのはインダス文明で、Ⅰの略地図中から選ぶとイになります。
古代文明の中でも特に四大文明は出題頻度が高いものです。
各文明の特徴を覚えておきましょう。

地図の位置や栄えた川の名前、使われた文字、文化などの用語(単語レベルで構わない)から各文明の名前を連想できるようにしましょう。

黄河文明(略地図中 ア)
※中国文明などとも
時期 紀元前4800年ごろ〜
場所 黄河流域(長江と合わせて考える場合も)
現在の中国
文字 甲骨文字(殷時代など)
文化など 青銅器(殷時代など)
※中学生の場合は、主に殷や周の時代の文化について学習します。
インダス文明(略地図中 イ)
時期 紀元前2600年ごろ〜
場所 インダス川流域
現在のインド・パキスタン周辺
文字 インダス文字
文化など モヘンジョ・ダロ
ハラッパー
メソポタミア文明(略地図中 ウ)
時期 紀元前3500年ごろ〜
場所 チグリス川・ユーフラテス川流域
現在のイラク周辺
文字 くさび形文字
文化など ハンムラビ法典
→「目には目を、歯には歯を」
太陰暦
七曜制
六十進法
エジプト文明(略地図中 エ)
時期 紀元前5000年ごろ〜
場所 ナイル川流域
現在のエジプト周辺
文字 象形文字(ヒエログリフ)
文化など ピラミッド
太陽暦
十進法

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