日本のケーキ四皇といえば、ショートケーキ・プリン・シュークリーム・モンブラン!
モンブランは、黄色、もしくは茶色の栗を使ったケーキというイメージがありますね。

最近では、桜や紫いも、いちご、かぼちゃなど様々なモンブランが販売されていますが・・・。
あれ、でも、それってモンブランなの?
栗じゃないの?
モンブラン=栗じゃないの?

疑問に思って調べてみました。

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モンブランの意味とは?

モンブランは、フランス語でMontBlanc
mont=山、blanc=白いという意味があります。

フランスとイタリアの間にも、白い山で有名なのがありますよね。
ということは・・・
モンブランは、山のモンブランをイメージして作られたケーキということです。

確かに、考えてみれば、山のモンブランっぽい形してる!(笑

フランスのモンブランの正式名称は、MontBlanc aux Marrons(モンブラン・オー・マロン)
marrons=栗という意味ですね。

なので、私が思っていたモンブラン=栗は、完全に間違いだということです。

なぜ、日本のモンブランはモンブランになったのか?

日本にモンブランを広めたのは、自由が丘のモンブラン初代、迫田千万億(さこた ちまお)さんです。
山のモンブランに惚れ、ケーキのモンブランに惚れ、日本に持ち帰ってアレンジしたものが黄色いモンブラン。

モンブランの名付け親は、もちろん迫田さんです。
もし、迫田さんが、モンブランとして売らずに、モンブランオーマロンとか栗ケーキと名付けていたら、そんな名前だったかもしれないですね。

モンブランが1番しっくりきます。

アメリカの隠語でモンブランは娼婦

アメリカでは、モンブラン=娼婦という使われかたをすることもあるそうです。

ボカロ曲で有名な「弱虫モンブラン」は、アメリカで使われているモンブラン=娼婦を表している曲ではないかと言われています。
(※作曲者が言っていたわけではないので、公式な見解ではありません。
あくまで、そういう捉え方をしている人もいるってことです。)

実は、アメリカのモンブランは、日本ほどメジャーなケーキではないそうなんです。
高級ケーキ屋さんでも、扱っているかどうかというくらいのケーキなんだそうですよ。

ケーキのモンブランを探していると言っても、通じないこともあるそうです。

また、モンブランは、ラ・ダーム・ブランシュ(La Dame Blanche)という別名もあり、白い婦人とも呼ばれることもあります。
この場合は、高貴な意味で呼ばれています。
しかし、アメリカでは、この婦人の部分が変化していって、娼婦に変わってしまったのではないかな?と。

どうして娼婦という意味合いになったのかは、調べてもでてこなかったので、憶測の域を越えません・・・(´-ω-`)。

ケーキのモンブランには2重にご注意を!

いやーもう完全に、モンブラン=栗だと思っていたので、モンブラン=白い山だったとはビックリしました。
そりゃあ、桜だのいちごだののモンブランが販売されるわけですね(゚д゚)(。_。)

栗じゃないモンブランをティータイムに出されても、これはモンブランじゃない!なんて言わないように気をつけてくださいね(笑

また、アメリカに行った時は、モンブラン食べたいなーと思って聞いてみても通じない場合もあります。
聞く人を間違えると違うものを紹介される可能性があるので、こちらも気をつけてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

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