「制作」と「製作」という言葉があります。
読み方も同じで意味の違いもよくわかりません。
さらに「作成」と「作製」もあって、ますます混乱します。
もう全部「作る」でいいじゃん!!!
という気持ちを抑えながら(笑)
どのように使い分けたら良いかまとめていきます!
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「制作」の意味と使い方
「制作」の意味は「芸術作品を作る」ということ。
主に絵画・工芸品・演劇・映像作品などを作るときに使います。
「製作」の意味と使い方
「製作」の意味は「物品・道具などを作る」ということ。
もともと「製」という漢字には「布を裁って衣服を仕立てる」という意味があります。
「衣」という漢字が入っていることも納得ですね。
「制作」との違いが使い分けが難しいものもあります。
例えば映画の場合、映像作品として作るのと同時に、興行としての商品・製品として作っている一面もあります。
そんな時は、話の流れなどから制作と製作を使い分けた方がいいかもしれませんね。
「作成」の意味と使い方
「作成」の意味は「文章・書類・計画などを作る」ということ。
イメージとしては、白紙に文字を埋めていって成立するものに対して使う感じですね。
「成」という漢字には、そのまま「成し遂げる」「成り立つ」という意味があります。
「作製」の意味と使い方
「作製」の意味は「物品・道具を作る」ということ。
つまり、「製作」とほぼ同じだと思って問題ありません。
「せいさく」と「さくせい」まとめ
「せいさく」「さくせい」は以上のような違いがあります。
制作…芸術作品などを作る
製作…物品・道具などを作る(作製も同じ)
作成…文章・書類・計画などを作る
同じ読み方・似たような意味の熟語でも、適切に使い分けて文を”作成”しましょう!
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