2016-2017シーズンより、サッカーのルールが新しくなりました。
長年慣れ親しんだルールが大きく変わったところもあるので、簡単に解説をしていきます。

親善試合でもないのに4人目の交代をした!?
なんて場面が見られるようになってきました。
この記事では、そんな4人交代について解説ます。

スポンサードリンク

従来の交代ルールは3人まで

サッカーの公式戦においては、90分だろうが延長戦だろうがPK戦だろうが交代枠は3人まで!
これが鉄則でした。

その中で、どのタイミングでどの選手を交代させるのか、というのが監督の腕の見せ所のひとつでもあります。
サッカーのように疲労の大きいスポーツでは、交代によってしばしば戦局が変わりますよね。

新しい交代ルールは延長戦に限って4人まで

ルール改正によって、延長戦に限って4人目の交代が許可されました。
つまり、延長戦のないリーグ戦では4人目の交代枠はなく、従来どおり3人の交代枠のままです。

対象となるのは、延長戦のあるトーナメント形式の大会などですね。
しかし、強制的なルールというわけではなく、あくまでも許可するというもの。
ですから、各大会のレギュレーションによって決まります。
オリンピック2016リオデジャネイロ大会などで実際に利用されました。

新ルールによってどうなる?

サッカーは運動量が多く、試合の終盤にもなると選手にも疲れが見えてきます。
それでも監督は延長戦を見据えて、90分では3人の交代枠を使い切らないことがしばしばありました。

でも、観ている方としては90分はバッチリ戦い抜いて欲しいところ。
90分の中ではあくまでも3人交代をして、延長戦になったらさらに1人交代というのはアリだと思いますね。

また、昨今のサッカーは試合日程が過密になりがち。
わずかかもしれませんが、選手への負担軽減に繋がることも期待されています。

スポンサードリンク