先日、友達の家に遊びに旗の台へ行ったのだが、駅を出て歩いているとなんだか薬局が多い気がする。
その理由は昭和大学病院という大きな病院があるからなのだが、それにしても多い。
一体いくつあるのだろうか??
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旗の台に薬局は何軒ある?
駅周辺で20軒
気になったので、帰ってからグーグルマップで検索して数えてみた。
すると、その数全部で20軒!!
赤いマークが付いているところが、すべて薬局。
ひょっとしたらクーグルマップに載っていないところもあるかもしれないので、実際の数はもっと多いかもしれない…
病院前の通りは薬局だらけ
特に凄いのが病院前の通りである。
なんと8軒もの薬局が、まさしく軒を連ねている状態。
通りを歩いていると、もはや薬局の看板しか目につかない。
門前薬局は儲かる!?
このように、病院前に立ち並ぶ薬局のことを「門前薬局」というらしい。
薬局が病院前にこんなにも集中しているのは、もちろんお客(病院へ来た患者)を目当てにしてのこと。
なにせ病院前に店を構えておけば、自動的にお客さんが来てくれるので、呼び込みをする必要もないのだ。
こんなに楽な商売はない。
しかし、こんなに薬局があっては逆に儲からないのでは?と思うのだが…
調べてみたら、昭和大学病院の1日の平均外来者数は1441人(病院HPより)となっている。
うーん、確かにこれだけの患者数がいれば食いっぱぐれることもなさそう。
院外処方は3倍以上も割高
薬局が多い原因の一つには、国が進めてきた「医薬分業」政策が関係している。
この政策の狙いは二つ。
- 薬の処方と調剤を分けることで、医師・薬剤師双方がチェックして安全性を高める
- 病院が利益目的で不要な薬を大量に処方する「薬漬け医療」をなくす
医薬分業を進めるため、同じ薬の処方でも院外処方には技術料が上乗せされ、結果として処方代は割高となっているのです。
その結果、調剤医療費は膨れ上がり、儲かる薬局は次々に立ち並ぶといった状況になってしまっているということ。
医薬分業にメリットがあるのも確かなんだけれど、現実にはそれが上手くいっていない感じ。
患者からしたら当然、必要な薬だけを適切な値段で購入したいもの!
国もこうした状況を問題視しているそうなので、早く状況が改善されれば良いですね。
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