スペインのアンダルシア地方に、この国で一番美しい村に選ばれたことのある「フリヒリアナ」という村があります。

ピカソが生まれた「マラガ」という都市から、バスで1時間半ほどのところにあるリゾート地「ネルハ」で、また別のバスに乗り継いで行くことができるので、マラガから日帰りで行くことも可能。
ちょっと足を伸ばして、スペインのローカル気分を味わいに「白い村」へ行ってみるのはいかがですか?

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なぜどの家も白いの??

アンダルシアのイメージといえば、やはりこの白い家。
なぜこんなにどの家も白いのかというと、そこにはこの地方の天候が関係しています。

マラガ周辺の海岸が「コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)」と呼ばれているように、この地方はとにかく天気に恵まれているんです。
そこで厳しい太陽の日差しを分散し、室内の気温を上昇させないようにするため、この地方の家は白い漆喰で塗装されているというわけ。

路地が美しいフリヒリアナの村

フリヒリアナは山の斜面に位置しているため、広い土地があるわけではなく、そのために細い路地が入り組んでいます。

道を登ったり、下がったり…

角を曲がったり…

歩くたびに違った村の景色を楽しむことができます。
また、どの家も植木鉢や小物を飾ったり、ドアをカラフルにしたりと、とってもおしゃれ!

白い壁がキャンバス代わりとなり、より一層色合いを引き立ててくれますね。

フリヒリアナはそう広いわけでもないので、2〜3時間もあれば十分に見て回ることができます。
しかし、せっかくのこんなにも美しい村を急ぎ足で回ってしまうのはもったいない。
村には可愛いカフェやレストランがたくさんあるので、のんびりと時間を過ごしてみてください。

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