Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)が1993年からスタートしました。
その時に加盟していた最初の10クラブが「オリジナル10」と呼ばれています。

当初からオリジナル10と呼んでいたわけではなく、気がついたらそう呼ばれていました(笑)
サッカーファンの間では「オリテン」とも呼ばれていますね。

そんなオリジナル10についてまとめてみました。
(データは2017年度終了時点までのもの)

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オリジナル10クラブ一覧

まず、オリジナル10と呼ばれるのは以下の10クラブです。

  • 鹿島アントラーズ
  • ジェフユナイテッド市原
  • 浦和レッドダイヤモンズ
  • ヴェルディ川崎
  • 横浜マリノス
  • 横浜フリューゲルス
  • 清水エスパルス
  • 名古屋グランパスエイト
  • ガンバ大阪
  • サンフレッチェ広島

この中では清水エスパルスだけは特殊な存在になっています。
他のクラブが大企業を母体とした実業団クラブだったのに対して、エスパルスだけは地域に根ざした普通のサッカークラブでした。
しかも、エスパルスはJリーグの前身であるJSL(日本サッカーリーグ)にも入っておらず、あくまでもローカルリーグだけで活動をしていました。
Jリーグに参加するタイミングでJALが胸スポンサーになった、という流れですね。

横浜フリューゲルスは、横浜マリノスと統合して横浜Fマリノスとなっています。
ですので、現行クラブとしては9つということになりますね。
また、ヴェルディ川崎はホームタウンが東京になって、東京ヴェルディ1969に名称が変わりました。

オリジナル10のJ1優勝歴

オリジナル10のクラブがどれぐらいリーグ優勝しているのでしょうか。
レギュレーションは多少変わるものの、J1リーグの年間優勝に相当するものをまとめてみます。

クラブ J1優勝年度
鹿島アントラーズ 1996,1998,2000,2001,2007,2008,2009,2016
ジェフユナイテッド市原
浦和レッドダイヤモンズ 2006
ヴェルディ川崎
(東京ヴェルディ1969)
1993,1994
横浜マリノス
(横浜Fマリノス)
1995,2003,2004
清水エスパルス
名古屋グランパスエイト 2010
ガンバ大阪 2005,2014
サンフレッチェ広島 2012,2013,2015

オリジナル10の中でJ1優勝経験がないのは、ジェフユナイテッド市原と清水エスパルスですね。
ジェフユナイテッド市原はここしばらくJ2に所属しているので、すぐにJ1優勝を狙うのは難しいかもしれません。

オリジナル10のJ2降格歴

オリジナル10のJ2への降格歴もまとめてみました。
J3やJFLへの降格は今のところありません。

クラブ J2在籍年度
鹿島アントラーズ
ジェフユナイテッド市原 2010-2018
浦和レッドダイヤモンズ 2000
ヴェルディ川崎
(東京ヴェルディ1969)
2006,2007,2009-2018
横浜マリノス
(横浜Fマリノス)
清水エスパルス 2016
名古屋グランパスエイト 2017
ガンバ大阪 2013
サンフレッチェ広島 2003,2008

J2降格歴がないのは鹿島アントラーズと横浜Fマリノスだけとなっています。
(2018年度現在)

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