私は、小さい頃から、温州みかん以外の柑橘系が大嫌いなのに・・
「夏みかんよ!」
「この甘夏、とっても甘いわ〜。」
「はっさく買ってきから食べよう!」
「この伊予柑はおいしいわよ。」
母親に強制的に柑橘類を食べさせられていました。
その時期が、冬〜夏にかけて、ほぼ毎日。(秋だけは柑橘系が食卓にのぼらなくてほっとしてました。笑)
そんなことを思い出したので、そういえばこれらの柑橘類ってどんな違いがあったんだろう?と思って調べてみました。
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夏みかん、甘夏、はっさく、伊予柑の違いは、時期と味!
まずは、4つの違いはバリっと図で示しちゃいます!
まず時期の違いから。
下図は、夏みかん、甘夏、はっさく、伊予柑の旬の時期を表しています。
次に味の違いです。
種類 | 味 |
---|---|
夏みかん | 酸味が強い |
甘夏 | 夏みかんよりも甘みが強い |
はっさく | 水分が少なく、少し苦味も |
伊予柑 | 水分が多く濃厚な味 |
今回、色々なホームページを探して調べましたが、夏みかん、甘夏、はっさく、伊予柑は、それぞれ旬の時期が違っていて、味も違うということですね。
しかも、こうしてみると、旬の時期に切れ目がないんですよね。
たから、柑橘類の好きな私の母は、毎日嬉々としてこれらの果物を買って来ていたんだな〜と。
いや・・・・1月〜夏にかけて、どうしてあんなに辛かったかわかりました。笑
夏みかんの旬の時期と味
夏みかんは、4つの中では、最も酸味が強いみかん。
個人的にも、これが一番嫌いだったのを覚えてます。笑
「夏みかん」というくらいなので夏に収穫してるのかと思ったら、違うんですね〜。
冬に収穫してから夏まで保存するか、春先〜初夏までそのまま木にならせておくのだそうです。
その理由は・・・酸味を取るため。
夏まで放置しておかないと食べられないので、「夏みかん」と呼ばれるようになったのですね。
甘夏やはっさく、伊予柑などよりも実は大きて、皮が厚くてゴツゴツとしています。
みかんの袋も厚いですね。
大体4〜5月に出荷され、5〜7月に食べられています。
ちなみに、夏みかんには正式名称があって・・・「ナツダイダイ」って言うんですよ。
甘夏の旬の時期と味
甘夏は、夏みかんの「変異品種」と言われていて、夏みかんより甘いのが特徴。
歴史は結構古くて・・・昭和10年に大分県で発見された品種らしく、正式名称は・・・「川野ナツダイダイ」。
こちらも収穫時期は冬。
収穫した後は、そのまま倉庫で寝かせて酸味が抜けるのを待ちます。
ただし、夏みかんよりも早く酸味が抜けるので、美味しくなるのは、3月から5月頃です。
はっさくの旬の時期と味
夏みかん、甘夏と比べると、はっさくの味の特徴はパサパサ感。
あと、ちょっとだけ苦味しますね。
実は、柑橘類の嫌いな私は、4つの中でははっさくが最も好きでした。
何と言っても、あの酸味の強い果汁を味合わないですむんですから・・・こんな有難いことはないなと。笑
甘夏よりも、表面がデコボコしていて、皮は薄めです。
こちらも冬(12月頃)から収穫が始まり、酸味が落ち着くまで寝かして・・・旬の時期は4月です。
甘夏と時期が少しかぶりますが、夏みかんよりは早いです。
ちなみに、はっさくは広島が原産なんですが、現在の生産量は和歌山が1位なんだそうです。
伊予柑の旬の時期と味
伊予柑は水分が多めで、4つの中では最もジューシーですね。
香りも味も、ザ・柑橘系という感じ。
甘みも酸味も強い濃厚な味です。
(だから、私は嫌いでした・・・汗)
皮は厚めですが、手で剥けます。
伊予柑は、4つの中では最も旬の時期が早くて、1〜3月。
特に2月頃がピークですね。
出荷が最も多いのは・・・伊予柑なだけに・・・伊予の国、愛媛県です。
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