ヒーロー協会会長の本名は、超ウルトラ必殺スペシャルマン。
とても厳つい名前の割には、あまり強くないのがこの会長の面白いところ。

ラッキーマンを通して、悪役たちは、何らかの形で会長と関わりを持っていることが多かった。

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会長の友との別れ、そして再開

ラッキーマンの物語は、会長の友との別れ・再開が大きな時間軸となっているのが面白い。

100万年前
会長(当時は、超ウルトラ必殺スペシャルマン)は、三本柱マン、世直しマンと共に、凶悪な宇宙人を倒していた。

そこにヒーロー神が現れて、ヒーロー協会を設立。
超ウルトラ必殺スペシャルマンは会長に任命される。

ここで、自分が会長になれなかったことに不満を持った世直しマンはヒーロー神を倒そうとして返り討ちに合い、投獄された。
そのため以後、しばらくの間は、会長と三本柱マンが中心になって、ヒーロー協会を盛り立てていくこととなる。

500年前
ところが、500年前、裏宇宙が侵攻を開始。
さっちゃんに率いられた裏宇宙の攻撃を食い止められずに困っていたが、三本柱マンが一人で裏宇宙へ突入してブラックホールを封印した。

ところが、三本柱マンは裏宇宙でさっちゃんに殺されてしまう。

会長は、以降ず〜っと一人でヒーロー協会を引っ張ってきた、とても偉い人なのだ。

世直しマンとの再会
世直しマンは、ヒーロー協会を倒して自分が宇宙を支配しようとするが、ラッキーマンの前に敗北。
その後、ヒーロー神に助けられて、ヒーロー協会戻ってくる。

再会した二人は涙を流して、手を取り合って喜んでいた。
(かなり気持ち悪い絵だった・・・汗)

以降、世直しマンは、会長をしっかりと支え、ヒーロー協会を盛りたててくれた。

会長の強さ・戦闘力

会長の戦闘力は、ほぼ無いに等しい。
スーパースターマンと、ポカスカと互角に殴り合える程度の力。

おそらく、誰が相手でもすぐに負けるだろう。

会長のリーダーとしての資質

度量の広さ
戦いの時は容赦が無いが、天才マンや世直しマンが改心して戻ってくると、快く受け入れる。
昔のことを水に流して、宇宙の平和のために・・・という信念の元、度量の広さを持っている。

統率力
H-1グランプリでは、ひしょ香の件を除けば、常にヒーローを納得させる理屈でトーナメントをまとめている
また、裏宇宙の戦いでもヒーロー達をしっかりと導き、あの天才マンと勝利マの喧嘩も一喝して終わらせるほどだ。
大宇宙統一トーナメントの頃になると、会長の号令で、ヒーローはしっかりと動くようになっていった。

ナンバー2が支えてくれる
以前は三本柱マンが、今では世直しマンにうまく支えてもらっている。
ちょっとスキの多いところ、間抜けなところもあるのだが、あの三本柱マンが従うなら・・・あの世直しマンが従うなら・・・という空気感の中で、ヒーロー達を従わせる術は大したもの

会長の私生活・キャラ

スケベおやじ
宇宙一の借金王になりつつ、秘書の募集とそのための施設建設に莫大な資産を使うというおバカぶり。
ひしょ香に色々とねだられながら、なんでも買い与えていた。

また、大宇宙統一トーナメントの決勝戦では、聖ラマンのスカートの中が見たいがために、野球拳勝負で敵を応援するという失態を演じている。

家族は大切にしている
H-1グランプリの途中で奥さんから電話がかかってくるとトーナメントを中止にするなど、奥さんに頭が上がらない様子
また、息子が電話に出ると、幼児語で話しかけるなど、子煩悩ぶりも素敵だった

スーパースターマンと仲良し
不思議だが、スーパースターマンと仲が良い。
互角の勝負を演じた後、H-1トーナメントの参加資格を与えたり、裏宇宙での戦い中に、スーパースターマンにヒーロー認定証を与えたり・・・何かと特別扱いしている。

二人はよくじゃれあって遊んでいて、少し気持ち悪いところもある。
さっちゃんからの攻撃を逃れた後、ブラックホールから帰還した時には、涙を流して抱き合い、再会を喜んでいた。

 高校時代は野球部
会長は、高校時代に野球部だった。
ところが、実は野球がとても下手。

このことは、大宇宙トーナメント準決勝の野球対決で露呈する。


ラッキーマンについて、そのほかにも気になることをまとめてみました。
良かったら、読んでみてくださいね。

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