都立入試問題 平成30年度(2018年度)理科大問1の問5の解説です。
都立入試や高校受験全般という観点で解説を書いていきます。
過去問を解いたときなどの参考にしてください。
その問題の解き方だけでなく、併せて覚えておくべき周辺知識も簡単に紹介します。
都立高校の過去問は、東京都教育委員会のWEBサイトで閲覧およびDLをすることができます。
必要に応じて参照してください。
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問5 運動とエネルギー(等速直線運動)
大問1の問5は、水溶液の溶解度に関する問題で、配点は4点です。
解答と解説はコチラ
エ
まず記録タイマーの打点を見ると、等間隔に並んでいます。
そこから台車の速さが一定であることがわかります。
かつ直線に並んでいるので、運動の向きも直線だとわかります。
これを等速直線運動といいます。
また、1秒間に50回打点する記録タイマーを使っているので、1打点の時間は1/50秒です。
位置Aから位置Bまで、5回打点しています。
(AからBまで6点あるが、間隔としては5箇所なので5打点分の時間がかかっていると考える)
1回の打点が1/50秒でそれが5回分、つまり位置Aから位置Bまで、1/50[秒/打点]×5[打点]=1/10[秒]かかっていることになります。
さらに位置Aから位置Bまでは5cmなので、平均の速さを求める式は5[cm]÷1/10[秒]=50[cm/秒]ということになります。
選択肢にある平均の速さの単位はm/秒なので、cmからmに直して50[cm/秒]=0.5[m/秒]が答えです。
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