都立入試問題 平成30年度(2018年度)理科大問1の問3の解説です。

都立入試や高校受験全般という観点で解説を書いていきます。
過去問を解いたときなどの参考にしてください。
その問題の解き方だけでなく、併せて覚えておくべき周辺知識も簡単に紹介します。

都立高校の過去問は、東京都教育委員会のWEBサイトで閲覧およびDLをすることができます。
必要に応じて参照してください。

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問3 光(凸レンズ)

大問1の問3は、凸レンズに関する問題で、配点は4点です。

解答と解説はコチラ

凸レンズによってできる像は実像と虚像の2種類があります。

実像は、凸レンズの焦点距離よりも外側に物体を置いたときにできる像です。
凸レンズをはさんで物体の反対側にスクリーンを置くと上下逆に映ります。

虚像は、凸レンズの焦点距離よりも内側に物体を置いた時にできる像です。
凸レンズに対して物体と同じ側にできる大きな像ですが、スクリーンに映ることはありません。

また、物体を焦点距離の2倍の位置に置いたときに、実像の大きさは物体と同じになり、凸レンズに対して反対側の焦点距離の2倍の位置に像ができます(スクリーンを置く場所)。
その焦点距離の2倍よりも遠い位置に物体を置くと、実像は小さくなって像ができる位置は凸レンズに近づきます。
逆に、焦点距離の2倍よりも近い位置に物体を置くと、実像は大きくなって像ができる位置は凸レンズから遠ざかります。

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