都立入試問題 平成30年度(2018年度)理科大問1の問2の解説です。

都立入試や高校受験全般という観点で解説を書いていきます。
過去問を解いたときなどの参考にしてください。
その問題の解き方だけでなく、併せて覚えておくべき周辺知識も簡単に紹介します。

都立高校の過去問は、東京都教育委員会のWEBサイトで閲覧およびDLをすることができます。
必要に応じて参照してください。

スポンサードリンク

問2 太陽系と惑星(太陽)

大問1の問1は、太陽に関する問題で、配点は4点です。

解答と解説はコチラ

黒点は、太陽の表面に見える周りよりも温度が低いところです。
図2-4のように日によって見える位置が変わるのは、太陽がその場で回転しているためです。
つまり、太陽は自転をしています。

また、図2に比べて図4は黒点が細く見えています。
これは太陽が球体であるために、自転によって黒点の見える位置が正面から離れるほど細く見えるというものですね。

太陽の黒点を観察すると、太陽が球体であることと自転していることがわかるのでそれを覚えておきましょう。

もう一方の選択肢、自ら光を放つ天体(燃えている天体)を恒星といいます。
夜空に見えている星々のほとんどが恒星で太陽と同じですが、太陽ほど地球から近くにないので小さく見えています。

また、地球や火星や金星などのように太陽(恒星)の周りを公転している天体を惑星といいます。
火星や金星も夜空で光って見えますが、それは太陽の光を反射しているだけで、自ら光っているわけではありません。

さらに、惑星の周りを公転している天体を衛星といいます。
地球の衛星は月ですね。
他の惑星、たとえば木星などにも衛星はあります。
衛星もまた自ら光っているわけではなく、月であれば太陽の光を反射して光っているだけです。

高校受験関連の最新記事はこちら

スポンサードリンク