タイやフィリピンなどの南の国へ行ったら食べたいのが、マンゴー。
日本だと高いマンゴーも、東南アジアの国々なら手頃な値段で食べられます。
しかし、せっかく海外へ行ったのなら、普段日本では食べられない南国のフルーツを試してみたいもの。
中でも、私の一押しフルーツがマンゴスチンです。
マンゴーと名前がちょっと似ていますが、まったくの別物なんですよ。
今回は「果実の女王」とも呼ばれるマンゴスチンを紹介します!
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マンゴスチンとは
マンゴスチンは東南アジア原産のトロピカルフルーツ。
マンゴー、チェリモヤと合わせて「世界三大美果」の1つとされているんです。
(マンゴーの代わりにパイナップルを入れることもあるようです。)
また、マンゴスチンには「果実の女王」という呼び名もあります。
これは、大航海時代(19世紀)に大英帝国のヴィクトリア女王が「我が領土にあるマンゴスチンをいつも味わえないのは遺憾である」と嘆いたことに由来するんだとか。
ちなみに、「果物の王様」は強烈な臭いが特徴的なドリアンです。
どうやって食べるの?味は?
マンゴスチンの果肉は、赤紫色の分厚い果皮に覆われています。
食べ方は…
- 果皮の真ん中にナイフで切り込みを入れる
- 上下を左右にひねり、果皮をフタのように外す
このようにすると、写真のように果肉を取り出せる状態になります。
ナイフがない時は、親指で押しても同じように剥くことができますよ。
果肉は柔らかく、トロッとした食感です。
味はしっかりした甘みと、さっぱりとした酸味がマッチして、とってもジューシー。
香りもフルーティで爽やかなので、上品な味ととっても合っています。
「果実の女王」と呼ばれるのも、うなずける美味しさ!
日本では食べられないの?
マンゴスチンは熱帯のフルーツのため、日本での栽培には適していません。
輸出国としてはタイが有名で、日本に輸入されているマンゴスチンはすべてタイ産となっています。
しかし、マンゴスチンは数日で傷んでしまうほど賞味期限の短い果物なんです。
そのため、日本では冷凍物か缶詰で売られていることがほとんどで、残念ながら生のマンゴスチンはほとんど出回っていません。
冷凍物と生果では、味わいがまったく違います。
おいしいマンゴスチンを食べるなら、やはりタイなどの生産地へ行くしかなさそう…
東南アジアの国へ出かけた際には、ぜひそこでしか味わえない南国フルーツ・マンゴスチンを試してみてくださいね!
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