子供が電車でどこか行くのって、結構心配なもの。
私も子供が小学生の時、こんな心配をたくさんしてたし、色んな失敗もしました。

パスモを預けたはいいけど・・・
今ちゃんと電車乗ってるかな?
紛失していないかな?
チャージ足りてるかな?
コンビニで無駄遣いしていないかな?

なんて、親の心配は尽きないですよね。

そんなパパさん、ママさんのために、パスモの購入方法や手続き、履歴確認や見守りサービスまで、徹底的に調べてみました。
しっかり見ていくと、便利なだけでは済まされない落とし穴もあります。

これからパスモを持たせる場合も、既に持たせているけど子供に持たせるのが不安で・・・という場合も、是非読んでみてくださいね。

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子供用PASMOの購入場所

子供用PASMOは、駅の窓口かバスの営業所で購入します。
なぜなら・・・身分証明書を提出して、本人しか使えないものを作るからです。

駅の窓口やバス営業所に行ったら、

  1. 「PASMO購入申込書」というのに個人情報を記入
  2. 公的身分証明書を提出
  3. デポジット(預り金)500円に最初のチャージ代を合わせた金額を支払う
  4. 受け取り完了

という手順を踏みます。

ちなみに、小児用PASMOを複数持ったり、こども用Suicaと両方持ったりすることはできなくて、身分証明書の提出をすることで厳重に管理されます。

子供用PASMOから大人用PASMOへの切り替えは?

子供用PASMOは中学生になると使えません。
難しい言い方をすれば・・・「小児用PASMOの有効期限は、12歳となる年度の3月31日まで」ということ。

じゃあ、間違えないように3月中に切り替えよう・・・なんて考えてしまうところですが、これができないんです。
公式サイトにも書いてあるのですが、大人用への切り替えは4/1以降にしかできません

大人用PASMOへの切り替えは駅の窓口でも発券機でも行えます。

子供用PASMOを紛失した時は、こうすれば安心

もしも子供用PASMOを紛失してしまったら、まずは駅の窓口に行きましょう。
そして以下の手順を踏みます。

  1. 再発行申請書に記入
  2. 今までのPASMOが使えなくなる
  3. 再発行整理票をもらう
  4. 再発行手続きで、新しいPASMOをもらう

ちなみに、新しいPASMOをもらうには、
デポジット500円+再発行手数料510円 = 1,010円
が必要。

結構余計な支出が出てしまうのですね。
ちなみに、紛失したPASMOがみつかった場合は、見つかったPASMOと交換で、デポジット500円を返却してもらえます

PASMOの履歴をチェックする3つの方法

チャージ代を渡していていると、
あれ?残高っていくらだっけ?
最近減りが早いんだけど、あの子何に使ってるのかしら?

なんて心配になることもありますよね。

そんな時に便利なのが履歴の確認機能です。
履歴確認は全部で4つの方法があるので、ご家庭に合ったものを選びましょう。

自動券売機で確認する

駅の自動券売機にPASMOを入れると、直近26週間を限度に20件までの履歴を印字することができます。

駅の窓口で確認する

自動券売機では20件までしか確認できなかったのに対して、駅の窓口に行くと100件までの履歴が印字できます。
ただし、これも直近26週間の履歴のみ。
半年以上前の履歴はわかりません。

“パソリ”というリICカードリーダーで確認

これ最近まで知らなかったのですが、”パソリ”というICカードリーダーで、自宅にいながら履歴をチェックすることができます

AMAZONで4000円くらいで売っていいて、windows用とiphone用の2種類があります。
(2018年3月現在、Macは非対応)

私はiphone用を持っていますが、設定はアプリをダウンロードして、Bluetoothで接続するだけ。

カードリーダーの上にPASMOを乗せるだけで、iphone上に、最大20件までの履歴が確認できます。

(アプリを見ると、PASMO非対応に見えますが、”SUICA”をタップすれば、PASMOの履歴も確認できます。)

これなら、駅に行かずに毎日履歴チェックできますから便利ですね〜。

ちなみに、RC-S380という型番がwindows対応、RC-S390がiphone対応の機種です。

見守りサービスの利用

PASMOの履歴確認の最後の方法は、見守りサービスの利用。
PASMOで改札を通るたびに、保護者宛にメールが送信され、どこの駅の改札をいつ通ったか?残高はいくらか?といった情報が届くというもの。
忙しいと、ついついパスモの履歴チェックなんて忘れてしまいますからね。

このサービスはありがたいです。

ちなみに、見守りサービスには以下のようなものがあります。

マモレール https://www.mamorail.jp/
エキッズ http://www.tokyu-security.co.jp/kids/
グーパス http://www.goopas.jp/ag/ic/

SUICAとPASMO、どっちが良い?

SUICAとPASMOのどちらを子供に持たせようか?って迷っている人もいると思います。
子供の場合記名でカードを作るので、両方持つことができないんですよね。

ただ、正直どちらもそんなに変わりません。

強いて言うなら、地方に行った時に使用できる範囲が広いのはSUICA・・・くらいです。
あと、上で紹介したパソリを使うと、SUICAなら家でクレジットカードからチャージができます。
(ただし、SUICA機能がついたクレジットカードしか対応していないようなので、注意してください。)

便利なだけでは済まされない!PASMOを持たせる前に注意したいこと

最後に、子育中の親として感じていることを書きたいと思います。

PASMOは確かに便利なんですが、モラル・教育という観点から考えると難しい面もあります。

PASMOがあると、コンビニや自販機などでも買い物ができてしまいますよね。
そうすると、子供は親の知らないところで、PASMOを使って買い物をすることができてしまいます。

チャージ代をいついくら渡して、何に使っているかを常に覚えておくというのは至難の技。
うちの場合は、親の知らないところで、随分とPASMOで買い食いをしていたようです。

常に駅まで履歴をチェックしに行けば良いのでしょうが、それも忙しさにかまけてさぼってしまう。
そうなると、子供は親を誤魔化せると思って、うま〜くお金を使ってしまう。

恥ずかしながら、我が家はこんなことを繰り返してしまいました。

中にはオートチャージ付きのPASMOを検討されている方もいらっしゃると思いますが、こういったリスクをしっかりと踏まえた上で、PASMOの購入を検討してくださいね。

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