年越しを海外で過ごしたい人に人気なのが台湾!
日本から距離が近く、航空券も安いため、非常に人気がありますね。

しかし、年末年始となるとお店は営業しているのか?、
寒くないのか?
ホテルの値段は高くないか?
など、いろいろな疑問が出てくると思います。
そこで、この記事では2017/2018の年末年始を自分が実際に台北で過ごした経験をもとに、台北での過ごし方についてまとめてみました!

台湾ではお正月が2度ある!?

実は台湾には、1月1日の新年の正月と、「春節」と呼ばれる旧暦による旧正月の2つがあります。
そして、一般的に正月といえば台湾では旧正月のことをさします。

そのため、年末年始に台湾へ行ってもお店は普通に営業していますし、公共交通機関も通常運転なので、普通の旅行者にとって困るようなことはほとんどありません

ホテルの受付でスタッフの人に聞いてみたところ、新年は最近では若者の間でイベントに参加するなど盛り上がっているようだけれど、社会的には旧正月の方が断然重要なんだとか。

そのせいか、街中には正月ムードが漂っていないので、新年を迎えたという実感に乏しいのは少し残念なところでした。
ただ、有名な台北101の花火のように、カウントダウンを楽しむイベントは催されているので、年越しを楽しむことは十分可能ですよ!

年末年始のホテルの値段は?

旅行に行くにあたって、まずしなければならないのがホテルを予約することですね。
年末年始だと旅行者も多くて、ホテルも高め??…と、思いきや
意外と台北でのホテル料金は高くないんです!

それというのも、先ほど述べたとおり、台湾では旧正月の方がメインなため、国内で人が移動するのはこの時期だから。
年末年始は海外からの旅行客が増えるだけなので、ホテルの空きは十分なんです。

実際、自分が12/30〜1/4に台北を訪れた際、二日目以降の宿は現地に着いてから予約しましたが、余裕で取れました。
Booking.comで調べてみると、台北のホテル予約率はたったの30%!
しかも、空きが多いので割引をしているところも多く、自分は58%もディスカウントしているホテルを宿泊当日に予約できました。

お店の営業は通常どおりだけど…

年末年始の旅行で一番困ることといえば、お店や交通機関が通常どおりやっていないということですね。
例えばヨーロッパなどはどこもお店が閉まってしまうので、ショッピングを楽しむことができません。

その点、台湾ならどのお店も通常どおり営業しているので問題なし!
デパートも年末年始ともに営業しているので、ばっちりショッピングを楽しむことができます。

もちろん公共交通機関も同様に通常どおり
しかも大晦日は、通常よりも遅くまで運転しているので、カウントダウンイベントを楽しんでからでもホテルへ帰ることができます。

ただし、一つ気をつけておかなければいけないのが、銀行は1月1日は休業している、ということ。
台湾では両替を銀行で行うため、あらかじめ余裕を持って両替をしておきましょう。

万が一お金が足りなくなっても、市内にはATMが無数にあるので、国際キャッシュカードやクレジットカーでのキャッシングが利用できますし、レートは悪くなりますが、大型デパートやホテルなどでも両替はしてもらえます。

気温と服装は??

台湾は沖縄よりもさらに南に位置しているため、南国のイメージがあるかと思います。
実際、年末年始でも半袖で過ごせるような陽気なのですが、そこは注意が必要!

まず、台北では12〜2月は冬の時期になります。
冬といっても、日中は20℃前後とやや肌寒い程度なので、パーカーを羽織れば十分です。
また、天気の良い日であれば半袖でも大丈夫なくらいにまで気温が上がります。

その一方で、夜などは冬用のコートが必要なくらい冷え込むことも
冬は天気がぐずつきやすく、また風が吹くと実際の気温よりもかなり寒く感じられます。

実際、今回の旅行中も最初の二日間はかなり寒く、パーカーの上にライトダウンジャケットを着込んでいました。
日中と夜との寒暖差が激しいので、コートやストールなど羽織れるものを持っていくようにしましょう。

個人的なお勧めは、ユニクロのウルトラライトダウンのようにコンパクトに収納できるもの!
あれならかさばらず、カバンに入れておけば夜寒くなった時にすぐ着れるので重宝しました。

年末年始の台湾はかなりおすすめ

年末年始を台北で過ごすと、カウントダウンのイベントに参加できるだけでなく、観光も普段どおりにできるので、非常に旅行がしやすいです。
また、ホテルの値段も安く、気温も暑すぎないので、観光をするには意外とうってつけの時期かもしれません。

年越しを海外で過ごしたい人にとって、台湾は非常に魅力的な国ですね!