台湾の有名な観光地「九份」のすぐ近くに、猫のたくさん住む村があるって知っていましたか?
村の名前は猴硐(ホウトン)。
実はここ、アメリカのテレビ局CNNが発表した「世界6大猫スポット」に選ばれた村なんです。
そのため、今では台湾国内だけでなく、外国人旅行者にも大人気!
九份に近いこともあり、自分が訪れた日にもたくさんの旅行者を見かけました。
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猴硐はもともと炭鉱の町
猴硐は現在では猫の村として有名ですが、もともとは炭鉱の町として栄えていました。
その頃に炭鉱で働く人々が、ネズミ避けとして猫を飼い始めたことから、猴硐に猫が多く住むようになったんだとか。
駅を出てすぐのところには、当時の建物がまだ残っています。
猫村を散策
猴硐の駅に着くと、猫をモチーフにした可愛い看板やイラストなどがおでむかえ!
そこかしこに、こうした可愛い猫グッズが置かれています。
猫村は駅の裏手にあるため、村へ行くには連絡橋を渡ります。
赤い提灯が目印。
橋を渡って外へ出ると、猫村が山に挟まれた場所というのがよくわかります。
なんとなく日本の田舎のような雰囲気もありますね。
猫村を歩くと、本当にそこかしこで猫に出会います。
観光客が大勢来るせいか、みんなまったく人を気にせずにくつろいでいます。
猫村にはカフェが多くあります。
どのカフェも、やはり猫をテーマとした可愛い雰囲気。
またカフェには看板猫がいたりして、ここでも猫と触れ合うことができるんです。
歩き疲れたら、こうしたカフェで一休みするのもいいですね!
猫村への行き方
猫村のある猴硐へは、台北から台鉄で1時間程度です。
宜蘭(イーラン)線の各駅停車(區間車)で1本なので、アクセスしやすいですね。
料金は片道で56元。
台鉄でも悠遊卡(イージーカード)を利用することができます。
悠遊卡を使えば運賃が1割引になりますし、窓口に並ぶ手間も省けるのでおすすめ。
さて、この猫村は人気の観光地「九份」から比較的近い距離にあります。
そのため、一日で猫村と九份を見て回ることも十分可能!
ただ、この二つの町を結ぶ交通機関はないため、猫村から九份へ行くには台鉄で猴硐の1駅隣「瑞芳(ルイファン)」まで戻る必要があります。
瑞芳から九份までは、駅近くからバスが多く出ていますし、人数が多ければタクシーを利用するのも良いでしょう。
九份は夜景の綺麗な町なので、2つとも訪れる場合には先に猫村へ行き、夕方頃から九份を見て回るというのがオススメですよ!
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