スーパースターマンと努力マンの友情物語

水と油のような主義主張を持った二人・・・スーパースターマンと努力マン。

ただただ目立つことに命をかけるスーパースターマンに対し、努力マンは日頃の努力が趣味と言えるほど振り切った男。
普段はお互いをバカにしているが・・・作品をじっくりと読んでみると、意外なほど、暖かい心のつながりがあったりするのだ。

この記事では、そんな二人が心を通わせたシーンだけをまとめていく。

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スーパースターマンをサポート。ガンマンとの戦い

てんで弱いスーパースターマンのことをネタに、いじめっ子にからかわれる目立たがる（スーパースターマン）の弟と妹。
そんな兄弟のために、スーパースターマンは次の戦いでは必ず勝つと誓う。
けなげに兄の活躍を信じる弟と妹。

そんな姿を見ていた努力マンは、絶対にスーパースターマンを勝たせてやるのだと熱く思う。
そして、スーパースターマンが自分で作った武器を改造してやったり、ガンマンとの戦いで、弾丸の軌道を変えサポートしたりして、全力でバックアップ。

結局、スーパースターマンは勝つものの、帰路に着いた時には緊張感からの開放で落馬して気絶しそうになる。
気づいた努力マンはすぐに駆けつけた。（ラッキーマンはとっとと帰ってしまったらしい。）

第3巻より

死んじゃやだーっ！スリ能力で命を救うスーパースターマン

宇宙人「への306号」は、ラッキーマンと努力マンを捉え磔にした。
このままでは殺されてしまう二人。

それを見た時のスーパースターマンのセリフは・・・

努力マンが殺される・・・
まあ、ヒーローが減れば私の活躍の場が増えてますます目立てるよな
しかも大体俺は努力マンが大嫌いなんだ
いつも俺のことかっこだけだの弱いだのバカにしやがって・・・
あいつなんか死んじゃったってどうってことないぜ・・・
努力マンなんか、努力マンなんか
努力マン・・やっぱ死んじゃやだーっ

努力マンを助けたい一心でスーパースターマンが発揮したのは
スリ能力！

ほめられた能力ではないが、貧しい生活の中で身につけてしまった恐るべき能力。
なんど、凶悪宇宙人から、一瞬で鍵を盗み取り、結果的に努力マンを助けることに成功するのだ。

第3巻より

努力マンに同情するスーパースターマン

ヒーロー星に向かう途中、努力マンの兄弟間の確執を聞いてたスーパースターマン。
なんと大号泣して、努力マンに抱きつく。

そして、目立ちたがりのスーパースターマンをして、二人で目立とう！というところまで言わしめた。

第4巻より

スピードマンとの戦いを賞賛する努力マン

スピードマン（小指グリーン）との戦いで、ボコボコにされたスーパースターマンに最初に駆け寄ったのは努力マン。
※他のヒーローは誰も心配しないし、駆け寄らない。

残念がるスーパースターマンに、
今回のお前はよくやったぞ
お前のおかげで敵の正体と技を知ることができた
よくやってくれた
と賞賛の言葉を贈る。

ラッキーマンを読んでいて思うのだが・・・おそらく、スーパースターマンをこんなに認めた男は努力マンだけではないだろうか？