巨人の星の代名詞の一つが大リーグボール養成ギプス。
このギプスのおかげで、飛雄馬は3つの魔球を生み出したと思われているのですが・・・。

実は、このギプスもう一つ大きな貢献をしているのです。
それは、新巨人の星で飛雄馬が右投手として復活したこと。

さらに、同作品では、大リーグボール養成ギプス右投手用まであるのです。

この記事では、大リーグボール養成ギプスについて、熱く語りたいと思います。

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飛雄馬が大リーグボール養成ギプスを初めてつけたのは小学5年生

飛雄馬が初めて大リーグボール養成ギプスをつけたのは、小5の時

日常生活でつけるものなので、小学校の授業中にヘマをやってみんなに笑われたり、野球で本当の力を発揮できなかったり、飛雄馬本人にとっては、とても不本意なギプスでした。
この時に、小6の不良番長赤川にギプスを見せたのがバレ、一徹にビンタを食らったシーンが、有名なちゃぶ台返しです。
(実際には、ちゃぶ台はひっくり返っていないのですが・・・これについてはこちらの記事で詳しく説明しています。)

大リーグボール養成ギプスは、右腕も鍛えていた

漫画では、一徹の口からギプスの仕組みについて多くは語られておらず、花形が解説をしています。
それによると、

  • 体力の点で大リーガーに及ばない日本人の投球力を強化するのに理想的
  • ひきもどすバネに、投げる方向で常に逆らっているから、投球に必要な筋力が以上に発達する

ということなのだそうです。

また、ここからが重要なのですが・・・

  • 左腕だけでなく、右腕も鍛える効果もある
  • 右腕の振りの反動が利き腕に伝わるので力のある球を生む

という効果もあります。

つまり、左腕の星の右腕も鍛えられていたとわけですね。

そのため、新巨人の星で飛雄馬が右腕投手として復活するきっかけになるのです。

あまり知られていない、大リーグボール養成ギプス右投手用の存在

新巨人の星で、飛雄馬が右投手として復活したシーズン、そのあまりのノーコンぶりは大きな欠点でした。

そこで、飛雄馬はシーズンオフに、ノーコンの克服に取り組みます。
この時、父一徹が登場。
なんと、一徹は大リーグボール養成ギプス右投手用を自力で作成し、飛雄馬に渡すのです。

寮に戻ってから、ギプスを抱きしめて泣きじゃくる飛雄馬。
親子の絆はまだ健在だったんですね。

コントロールの悪さは、足腰の弱さが原因の一端。
また、もともと飛雄馬は左腕だったわけで、右と左では筋肉の使い方も違います。

そこで父一徹は、下半身に装着するギプスを作成し、日常生活でつけ続けることで足腰の筋力を鍛えられるようにしたわけです。

結果として、飛雄馬は見事にノーコンを克服
無敵の豪速球と、新たに投げられるようになった変化球で、勝利を積み重ねるようになるのです。


巨人の星について、そのほかにも気になることをまとめてみました。

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