先日、初めてハンドメイドイベントに参加しました。
前もって色々と準備をしていたものの、直前になって慌ててしまったのが「おつり」の準備

どんな基準で何を準備したものかさっぱりわからず、とりあえず多めに持ってっちゃえーーーーという判断をして、結果は大失敗
そこで、次回への忘備録と、これからハンドメイドイベントに参加する人のために、ハンドメイドイベントでのお釣りの用意の仕方を解説したいと思います。

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おつりの準備の基礎

小銭は銀行の両替機で

まず、硬貨の準備の仕方から。

100円玉とか10円玉を準備する時、近所のコンビニで買い物して小銭を用意・・・なんて苦労はやめましょう。

これ、意外と知らない人が多いのですが、まとまった硬貨が必要な時には、銀行の両替機が便利
100円玉や10円玉硬貨の100枚セットがもらえます。

また、両替機は銀行の中に1台というケースが多いですし、場合によっては設置していないことも。
最寄りの銀行に行く前に、電話で確認してくださいね。

それと、ちょっと注意しておきたいのが、キャッシュカードを持参したほうが良いということ。
例えば、手持ちの1万円札を100円玉×100枚にする時、両替機を使っていると、キャッシュカードを挿入するように求められることがあります。
おそらく、身分証明的に使っているのだともいますが・・・これがないと両替できないケースもあるようなので、気をつけてください。

小銭は、コインストカーが小口現金用の簡易金庫に入れて持っていく

ハンドメイドイベントの会場で与えられるスペースは、狭い場合が多く、ハンドメイド作品をテーブルに並べたら、他に道具類を乗せる台などが用意されていないケースも多いです。

そのため、おつり用の硬貨は、必ずコインストッカーか、小口現金用の金庫を用意して持ち歩きましょう。

私がハンドメイドイベントのおつりで失敗したこと

こんな計算をして、おつりの硬貨を用意しました

さて、一番困ったのは、
一体どの硬貨を何枚持っていったら良いか見当がつかない
ということ。

とりあえず、おつりがなくなって困ることだけは避けたいなと思い、考えられるMAX値で、硬貨を用意しようと思いました。

じゃあ、どんな考えで、どの硬貨を何枚持っていったか?なんですが・・・

まず、ハンドメイド作品は全部で50点くらい。
10円玉は用意したくないので、全て100円刻みの価格を設定しました。

1作品あたりのお釣りで必要な100円玉は・・・価格の下3けたが100または600の場合で最大で4枚。
(価格の下3桁が100円の場合は、お釣りが900円になるけれど、100円玉×4枚に500円玉を渡せば良い)

そうなると、100円玉の必要枚数は、
4枚×50点 = 200枚
という計算をしました。

500円玉は、50点中20点に使ったとして、20枚を用意。
1000円札は万札で買われてしまったら見当もつかないほどのッマイスウが必要になるな〜わからない・・・と思って、何となく40枚くらいでいいか!?ということを考えました。

おつりの準備が不発に終わってしまう

さて、準備万端で臨んだはずの本番・・・ところが、想定外のことが起こりました。

それは・・・全く売れなかったということ。
(後で考えたら、当然だったのですが・・・)

いくら何でも10個くらい売れるだろうと思っていたのに、1つも売れないんです。
実際、周りのお店も全然売れていなくて、すごく賑わっていたところでも2けた行くか行かないか・・・という状況だったらしいですね。

また、実際には、作品数も50点はなくて42点
これもきちんと数えていなかった落ち度。

さらに、価格も・・・実際には下3桁が100円と600円のものは一つもなくて、1作品あたり100円玉4つの準備なんて、全然必要ありませんでした
おつりの準備は、当然価格によっても変わるわけですから、実際の値段に基づいて用意しないとなりません。
それをテキトーに、最大で100円玉〜枚なんて考えるとダメなんですね。

本来、ハンドメイドイベントで用意すべきだったおつりは?

では、本来用意すべきだったおつりは、どのくらいだったのでしょうか?
今になって考えると、もっと少なくて良かったようです。

100円玉と500円玉の枚数

まず、価格は大きく3分類。

  1. 下3桁が300円・・・ 5点
  2. 下3桁が500円・・・ 8点
  3. 下3桁が800円・・・ 24点

100円玉のおつりについて考えると・・
1)の場合は、100円玉2枚×5点 = 10枚
  ※500円玉を1枚使う前提
2)の場合は、100円玉は必要なし
3)の場合は、100円玉2枚×24点 = 48枚
となり、合計で58枚あれば問題ありません。

500円玉のおつりについて考えると
2)の場合のみ、1枚×8点 = 8枚
となります。

1000円札の枚数

1000円札については、正直わかりません。
ただ、周りを見ていると、万札で買い物をしているような雰囲気じゃないんですよね。
万札を出すとすれば、せいぜい3,000円を超える品物を買う時。
今回、うちの店で3,000円を超える品物は
3,800円×1点
4,800円×2点
5,800円×2点
だけ。

それぞれ、万札で購入していただいたとしても、必要な千円札の枚数は、
3,800円×1点 → 6枚
4,800円×2点 → 5枚×2 = 10枚
5,800円×2点 → 4枚×2 = 8枚
となり、合わせて24枚となります。

実際に用意したおつりと比べると・・・

おつり用の硬貨・紙幣の枚数を、見直し後と実際に用意したもので比べてみると、次のようになりました。

種類 見直し後 実際に用意
100円玉 58枚 200枚
500円玉 8枚 20枚
1000円札 24枚 40枚

こうして比べてみると、なんという無駄をしてしまったのだろう!と反省しきりです。
(ハンドメイドイベント用意した大量の硬貨がコインストッカーに眠っている状況・・・汗)

実際には一つも売れていなかったことを考えると、さらに少なくても良いのかもしれませんね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。


他にも、ハンドメイドについての記事を書きました。
良かったら、読んでみてくださいね。

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