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この前、台湾へ旅行へ行った際に立ち寄った喫茶店でコーヒーを注文したら、ドリップする時に木べらでぐるぐるかき混ぜていました
あれ!?そーいえば、コロンビアでもドリップの時にかき混ぜてたな…
コーヒー ドリップ かき混ぜる
ひょっとして海外ではかき混ぜて淹れるのが主流なのか?と思い、攪拌する理由を調べてみました。

浅煎りの場合は混ぜると美味しくなる

まず結論として、ドリップの時にかき混ぜるのは浅煎りのコーヒー豆を使った時、ということです。
なんでも混ぜれば良いって訳でもないみたい。

むしろ深煎りの場合は、かき混ぜずにお湯を少しづつ注いでしっかり蒸らす方が、コクのあるしっかりとした味になります。

かき混ぜる理由は?

コーヒー ドリップ かき混ぜる

では、浅煎りの場合にはなぜかき混ぜる必要があるのでしょうか?
その理由は、浅煎りの方が比重がより大きく、豆が底に沈みやすいから!

浅煎りは、豆に水分がまだ多く残っているため、深煎り豆よりも重く底に溜まりやすいんです。
また、深煎り豆には焙煎時に発生した炭酸ガス(二酸化炭素)が、豆の細かな穴に多く含まれています。

そのため、お湯を注ぐとガスが放出されて、豆がモコモコと膨らんで、しっかりと蒸らしてコーヒーを抽出することができる。
だから、コクのあるしっかりとした味になるんですね。

しかし浅煎りだとそれができないので、普通に抽出してしまうと、酸味や雑味の多い美味しくないコーヒーになってしまいます。
そこで、ドリップ時にグルグルかき混ぜることで、全体をならして成分を均一に抽出することが可能になるという訳!

日本では深煎りが主流なので、この攪拌式ドリップを目にすることはあまりないのですが、浅煎りが主流の地域ではこの方法はごくごく一般的みたい。
やっぱり海外へ行くと、日本とは違った文化・やり方があり、発見が多くて面白いですね。

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