最近のガソリンスタンドはセルフサービスが多くなってきました。
車に乗り慣れていないと、セルフのガソリンスタンドでの給油が不安!という方も多いのでは。

そこで、セルフ給油未経験者のために、セルフ給油方法を簡単にまとめました。
来るべきセルフ給油に備えてぜひ参考になればと思います。

また、必ず交通ルールを守って、実際の交通事情に合わせた運転を心がけましょう。

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ガソリンスタンドに行く前に確認しておくこと

ガソリンスタンドに行ってからアタフタしないように、事前に確認できることはしておくのがベスト。
簡単にチェックポイントをまとめます。

油種をチェック

ガソリンスタンドで給油できるガソリンは3種類あります。
ハイオク・レギュラー・軽油ですね。

自分の乗っている車にどの種類のガソリンを給油したら良いか、ガソリンスタンドに行く前にチェックしておきましょう。
車の説明書や給油口の裏のところなどに書いてあります。

とてもざっくりと言うと、国産車はレギュラーが多くて、外国産車はハイオクが多いと思います。



また、この記事を読んでいるということは、ご両親などに車を借りている学生さんも多いと思います。
ご両親に確認するのが一番ですね。
別に確認しても恥ずかしいことはではないので、聞いておきましょう。

給油口が左右のどちらにあるかチェック

実は、給油口の方向はかなり大事です。
これがわかっていないと、ガソリンスタンドに入ってもどこにどの向きで停めたらいいのかわかりません。

車に乗り込む前に車体を見ておけばわかると思います。
また、インパネ(スピードメーターなどがあるパネル)のガソリンマークを見ると、三角マークがついています。
この三角が向いている方向に給油口があります。

給油口の開け方をチェック

ガソリンスタンドでアタフタしないように、事前に給油口を開ける練習をしておきましょう。

ほとんどの車は、運転席のドア側の足元に開閉ボタンがあると思います。
開閉ボタンがなくとも、直接給油口の蓋を押すなりなんなりして開ける車もありますね。

ガソリンスタンドに入る時や出る時は注意!

セルフのガソリンスタンドの場合、誘導してくれません。

上記の油種や給油口に従って、どこに停めるかイメージしてガソリンスタンドに入ります。
この時に、混雑していると待つことになりますが、ガソリンスタンドの敷地内で並ぶスペースがあればそれで良いです。

しかし、ガソリンスタンド内にスペースがない時に、歩道にかかって停止しないように注意しましょう。

車に乗っている以上、歩行者は最優先すべきものです。
歩行者を妨げるようなことはしてはいけません。

ガソリンスタンドから出る時も同じくです。
誘導がないので自力で出るしかないのですが、歩道を越えて交通量の多い車道に出るのはなかなか難しいもの。
ガソリンスタンドから出るときは、まず右左折可能なのか左折だけなのかをチェック。
左折の方がやりやすいと思うので、右折で出るのが難しいと思ったら無理せずに左折で出ましょう。

セルフガソリンスタンドでの給油方法

基本的には、操作パネルに表示される通りに進めれば問題ありません。
一般的な流れを簡単に説明しますが、あくまでも一例です。
お店によって異なることもあると思うので、参考程度にどうぞ。

エンジンを切る

車を停めたら、まず最初にエンジンを切ってください。
ドアや窓も閉めておきます。

そして、車から降りたら、財布などを持って操作パネルの前に行きます。

支払い方法を決める

ここからは操作パネルの指示に従って進めます。

まず支払い方法を選びます。
現金・クレジットカード・ICカードが主な支払い方法ですね。

またその際に、ポイントカードがあればパネルの指示に合わせて機械に挿入します。
例えば、エネオスの場合はTポイントカードが使えます。
ガソリンは満タンにするとかなりの高額になるので、間違いなくポイントを貯めた方がいいです。

ガソリンの種類を決める

油種を選びます。
パネル上のボタンが、だいたい鮮やかに色分けされています。
原則として、レギュラー=赤・ハイオク=黄・軽油=緑ですね。

給油方法を決める

給油方法は、大きく分けると3パターンあります。
また、これは店員さんにお願いする時も同じなので、事情に合わせて決めましょう。

満タン

問答無用で、満タンになるまでガソリンを入れることができます。
何リットル入るのか、いくらかかるのかはその時次第ですね。

リットル指定

事前に給油する量を指定する給油方法です。

例えば、20リットルと決めてしまえば、ちょうど20リットルまで入れることができます。
価格はその時のガソリン価格に合わせて変わります。
1リットル120円であれば、20リットルで2400円ですね。

金額指定

事前に金額を指定する給油方法です。

例えば、3000円と決めてしまえば、3000円分だけ入れることができます。
1リットル120円であれば、3000円で25リットル入りますね。

お金を入れる

セルフの場合は、原則として給油前に支払いをします。
金額指定でない場合は給油量によって金額が変わりますが、あとでお釣りをもらえるので気持ち多めに入れておけば大丈夫です。

静電気除去シートに触れる

給油の前に、静電気除去シートに触れるという大事な作業があります。
ガソリンは可燃性ですから、静電気をきっかけに発火する恐れがあるのです。
必ず静電気除去シートに触れてから給油しましょう。

給油する

いよいよ給油です。

まず、車の給油口のキャップを開けます。
キャップを置いておく場所があるのでそこに置いておきましょう。
キャップを無くした場合は、どう対処したらいいのかわかりません(笑)

該当する油種の給油ノズルを持ちます。
車に合ったものか、文字や色で最終確認をしてください。

給油ノズルを給油口に挿して、トリガーを引けばガソリンが入ります。
ガソリンスタンドのメーターなどを見れば、どれだけ入れているのか確認できます。

ガソリンはいっぱいになったら勝手に止まる!

ガソリンタンクの中が見えないので溢れちゃわないか心配…という方もいるかもしれませんが大丈夫です。

トリガーを思いっきり引いてガソリンを入れている時は、いっぱいまで入れると自動的に止まります。
ノズルの先にセンサーがあって、そこがガソリンを感知して止まる仕組みだったと思います。
ちょっとガクンとなって、トリガーが引けなくなる感じですね。
ただ、それで完全に満タンになっているわけではないので、目視できる範囲ならトリガーを軽く引いてチョロチョロ入れても大丈夫です。

金額指定やリットル指定をしている時も、その量に到達したら勝手に止まります。

お釣りをもらう

ガソリンを入れ終わったらレシートが出ます。
精算機が共通の場合は、そのレシートを精算機に持って行けばお釣りがもらえます。
各操作パネルでそのままお釣りがもらえることもあります。

安全を確認してガソリンスタンドから出る

ガソリンを入れ終わっても安心してはいけません。
しっかりと安全確認をしながらガソリンスタンドから出ましょう。

困ったら店員さんへ

セルフのガソリンスタンドと言えど店員さんはいます。
何か困ったことがあったら、店員さんに確認しましょう。

無理せずセルフ給油に慣れていきましょう

初めてのセルフ給油はもちろん、慣れるまでの数回は何かと不安。
この記事に書いたことも全てのケースに当てはまる訳ではありません。
慣れている方と一緒に給油をするなり、店員さんに聞くなりして少しずつセルフ給油に慣れていきましょう!

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