日本最大のトンボであるオニヤンマ。
全長10cmほど、翅を広げれば幅も10cmほどあります。

日本の昆虫としては恐れられているスズメバチなんかも食べてしまうほど。
さすがに鳥には勝てませんが、オニヤンマは日本の昆虫界では最強に近いと言っていいでしょう。

そんなオニヤンマを取っ捕まえるのは、少年の…いや、男のロマンです。
僕の経験上ベストだと思われるオニヤンマの捕り方を解説します。

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オニヤンマの探し方

まず、オニヤンマを探さないといけません。

トンボというのは水場がないと生活できないので、水場がポイントですね。
ただ、アキアカネやシオカラトンボのように池や沼で悠長に群れるタイプではありません。

どちらかというと、林や森の鬱蒼としてて近くにキレイな川が流れてるようなところの方がいます。
でも、住宅地の近くにもわりと出没します。

オニヤンマの捕り方

昆虫採集なので、止まっているところを見つけて捕るのが一番ラクなんですが…。
オニヤンマはなかなかそんな隙を見せないですね。
僕は飛んでる状態で捕っちゃいます。

飛んでるオニヤンマを見つけたら、まず動きに注目します。

すぐに追いながら網を振るのではなく、まずは飛ぶルートをチェックします。
すると、それなりに直線的に飛んでるルートがあるはずです。

森や林の中であることも多いですが、林の切れ目となる道路上であることも経験上多い気がします。
そして、オニヤンマは縄張りの関係か、同じ場所を行ったり来たりする習性があります。

これが大事で、それなりに直線的なルートを見つけたら、再びそこを逆向きに飛ぶのでそれを待ちます。
その時に、向かい合うようにして網を振るのです。

気分は侍です。

この時に、上記のような道路上だとベスト。
森や林の中だと、木が邪魔で視界が悪くて網も振りにくい上に、足場が悪いことがありますので。

失敗してもしばらくするとまた同じルートを飛ぶので、何回かチャレンジしてみましょう。

オニヤンマを捕った後の注意

オニヤンマはかなり危険なヤツです。
容赦無く噛み付いてきます。
しかも超痛い。

翅を閉じるように掴めば問題ないのですが、網の中でしこたま暴れるのでなかなか掴みにくいですね。

他の昆虫と一緒に虫かごに入れると途端に捕食し始めるので、単独で虫かごに入れましょう。
もうこれは間違いないと思います。
アイツはすぐ食います。

まとめ

以上はあくまでも僕の経験に基づいた話になります。
専門的な話ではないので、ちゃんと知りたい方はちゃんと調べてみてください。

オニヤンマはかっこよくてロマンがありますが、とにかく危険なヤツです。
くれぐれも扱いには注意しましょう!

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