巨人の星で、星飛雄馬の永遠のライバルと言ったら、あの理解不能な髪型をしている花形満。
花形が中学生時代に、不良少年チームブラックシャドーズを率いていた時の必殺技?が、ノックアウト打法です。

この記事では、ノックアウト打法について詳しく解説していきたいと思います。

ノックアウト打法とは?

ノックアウト打法とは、狙ったところに、破壊力抜群の打球を飛ばすおそるべき打法
打球がバットに当たった瞬間、テニスのスピンの要領でボールに回転をかけ、狙ったところに変化球を飛ばすことができてしまうのです。

これは、花形は幼少期から10年間、元テニスプレイヤーの先生にコーチしてもらった結果。
中1の時には、なんと、バットでテニスの試合をして先生に勝ってしまうほどになっているのです。

ピッチャーの投げる球はもちろん速いですが、それを打ち返した打球は、さらに球速を増します。

設定では、グローブで取ることも、体に触れることも許されない破壊力があるという設定になってますね。

ノックアウト打法にまつわるお話だけまとめます

飛雄馬が花形のブラックシャドーズに一度だけ入っている

ノックアウト打法のお話は、花形の中学時代、不良少年による野球チーム「ブラックシャドーズ」に飛雄馬が入るところから始まります。
細かい経緯は省きますが、そこで飛雄馬は、高校生だった王貞治と対決をする。
その時に、飛雄馬の剛速球に恐れをなしたキャッチャーが、なんと、試合中なのに怖くて頭をかかえてへたり込んでしまいます。
(ここは王貞治が、キャッチャーの怪我を心配してバント。キャッチャーは無事という展開。)

ところが試合後に、無様なキャッチャーを花形が許さず、ノックアウト打法で制裁を加えます
(今なら大問題になるような行為です。汗)

ピッチャーにボールを投げさせ、それを逃げ惑うキャッチャーに当てる。
立てなくなるまで痛めつけるという徹底ぶり。

で、それを見ていた飛雄馬は、花形と対決したいからという理由でブラックシャドーズから去り、3週間後には飛雄馬 V.S. 花形の対決が行われることになります。

まさに父子鷹。一徹がが火の玉ボールで特訓!

飛雄馬の父一徹は最初、千本ノックで守備力を鍛え、ノックアウト打法を破ろうとします。
ところがある日、日雇の肉体労働中に、たまたま花形のテニスを使った特訓を見て、
これでは勝てない!
と確信します。

そして火の玉ボールのシーンが生まれるのですが・・・これについては、こちらの記事をお読みください。

花形のノックアウト打法は、飛雄馬に敗れる

試合は、日曜日の早朝、隅田公園で行われました。(不良少年なのに、健康的ですね。)
飛雄馬は、以前ブラックシャドーズ敗れた「ドングリーズ」というチームに入って試合に挑みます。

花形はノックアウト打法で打ち返し、打球は飛雄馬を襲います!
・・・が、
飛雄馬は逆立ちをして足を折り曲げ、花形の打球を一塁方向へ蹴り返します。
打球はもの凄いスピンがかかった状態で一塁手と花形の間に落ち・・・
一塁手がボールを拾って花形にタッチしてアウト!

飛雄馬はノックアウト打法に勝利します。

ノックアウト打法が敗れた後、花形はブラックシャドーズを解散。
飛雄馬との再戦を誓って、その場を去ります。

ノックアウト打法対決時の飛雄馬と花形の学年

この時の二人の学年は、おそらく、
星飛雄馬 小5
花形満 中1
だと思います。

まず、この後の甲子園対決は、飛雄馬が高1、花形が高3という設定になっていて、2学年違います。

また、ノックアウト打法の話の中では、

  • 飛雄馬が小学校に通っている
  • 小6の不良を、花形が「小学生の番長程度では・・・」と言って、頭を撫でている

という2点がわかります。

これらのことから、花形は中学生で、飛雄馬は小学生。
学年は2個違い・・となれば、
星飛雄馬 小学5年生
花形満 中学1年生

という結論になるわけですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


他にも、巨人の星に関するネタを書きました。
良かったら、読んでみてください。