アドニス=アネモネの花と思っている人が大半だと思われますが、
実は、アドニス=福寿草なんです。
なので、ギリシャ神話のアドニスの血によってできた花は、アネモネではなく、福寿草。
もちろん、花言葉もアネモネの意味ではなく、福寿草です。
でも、どこからアネモネに変化したんでしょうか?
気になったので、アドニスの花言葉やアネモネと福寿草の違いについて調べてみました。
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アドニスの花言葉
福寿草の場合の花言葉
福寿草は、海外でLanguage of flowers、sorrowful remembrancと呼ばれています。
花言葉は、
- 幸せを招く
- 永久の幸福
- 悲しき思い出
などの意味があります。
悲しき思い出は、ギリシャ神話のアドニスのことを指していると言われています。
アネモネの場合の花言葉
アネモネは、海外でan anemone、a windflowerと呼ばれています。
アネモネの花言葉は、
- 期待
- はかない恋
- 薄れゆく希望
- 君を愛す
の意味があります。
はかない恋、君を愛すは、ギリシャ神話のアドニスにピッタリな感じがしますね。
福寿草ではなく、アネモネの花が咲いたと言われるのもおかしくないかも・・・。
アネモネと福寿草どっちがアドニスの花なの?
アドニスの花は、福寿草が正解です。
ギリシャ神話を日本語に訳す時に、アネモネに変化してしまっているようですね。
というのも、日本の福寿草は、どの種類も基本的に黄色です。
しかし、ギリシャに咲く福寿草(アドニス・パラエスティナ、アドニス・マミロカルパ)は、深い赤い色です。
色の違いからして、福寿草ではないと判断したわけですね。
また、ギリシャの福寿草は、見た目や花びらの形など、アネモネにかなり似ているそうです。
なので、福寿草だと分からない人も多いんだとか。
色の違い、見た目がアネモネに似ている、この2点から、
日本語訳したギリシャ神話のアドニスにでてくる花は、アネモネと訳されていることが多いんだそうですよ。
アドニスの花言葉は福寿草と一緒
ギリシャ神話に出てくる花なので、特別な花言葉を持っているかと思ったのですが、
福寿草と同じ意味しか持っていませんでした。
個人的には、福寿草の「悲しい思い出」より、アネモネの「はかない恋」の方がしっくりきてます(笑
福寿草とアネモネ、見た目も似ていることだし、ギリシャ神話のアドニスはアネモネでも良いんじゃないかなーなんて思っちゃいますね。
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