私はトイプードルの6歳の雌を飼っています。

夫婦共働きで、子供はいますが、日中はほとんど家に人がいません
そんな家庭ですが、トイプードルはしっかりと留守番をしてくれます
ただし、ポイントは最初のしつけ。

この記事は、これからトイプードルを飼おうと思っているけど、犬の留守番が不安・・・という人のために、私の個人体験を書いたものです。
トイプードルの個体差もありますから、購入前にはペットショップの話をよく聞いてくださいね。

留守番のしつけ。肝は、無視すること?

ペットショップから、しつけのアドバイス

私がトイプードルを購入する時には、ペットショップの店員さんに以下のことを伝えました。

  • 平日の日中はほとんど家に人がいない
  • 留守番ができる犬が欲しい

店員さんからは
トイプードルは留守ガチな家で買うなら最適な犬だけど最初のしつけ次第です
というお話。

で、どういうしつけ方をしたら良いのか?というと、
最初から、徹底的に人間の都合で動いてください
ということなんです。

もちろんこれだけだとよくわからないと思うので、以下、アドバイスに基づいて実践したことを書いてきたいと思います。

我が家に迎え入れて、最初の1週間が大変だった

まずやったことは、買ってきたトイプードルをすぐにサークルに入れ、全く構わないということ。

餌やトイレ、給水はきちっとしますが、それ以外は基本的に無視する
特に泣いたり、吠えたりした時には、絶対にそばに寄って行きません。

店員さんの話によると、これが「この家は、人間の都合で動くんだよ」ということをトイプードルに教える肝になるそうなんです。
それによって、日中一人ぼっちになっても仕方ないと考えるようになるんだとのこと。
留守番させられても、吠えたり、イタズラしたりしない犬になりますよという話でした。

でも・・・正直辛かったですよ。
特に、夜中に寂しそうにクンクン泣いていると、もう、そばに行って抱きしめてあげたくなる。
そこをグッと我慢しないとならないわけです。

また、この子を買ってきたのが日曜日でしたから、翌日から早速のお留守番です。
当然サークルに入れっぱなしですし、朝出かける時も、黙って出ていきました

留守番のために「ハウス」だけは仕込んだ

1〜2週間してから、外に出す時間を作りました。
私が家に帰ってからの1〜2時間です。

で、そのタイミングで「ハウス」だけは覚えさせました

人懐っこい性格なのでチョロチョロ後をついてきていましたから、
ハウス!
といって、サークルに連れて行く。
入れたら思いっきり褒める。
(ご褒美のおやつなどはあげませんでした。)

これだけでもしっかりと「ハウス」は覚えました。

1ヶ月後からは基本的に、サークルの外で自由にさせたのですが、ハウス!を覚えたおかげで、

  • 留守番になると「ハウス!」と言って、サークルに入れる
  • 入ったら褒める
  • ただし、その後は無視して出かける

というルーティンを繰り返すことができました。

留守番がちゃんとできるトイプードルになりました

こういった訓練をして、今では、留守番の時もサークルに入れてはいません。
(夜寝る時だけサークルに入れています)

「出かけるよ」と言うと、部屋の途中まで尻尾をふって出てくるものの、後を追うことはないですね。

また、無駄吠えもしていないようですし、部屋で放し飼いにしていてもイタズラは一切しません
基本的に、定位置で寝ているようです。
帰ってくると、定位置で尻尾をお出迎えをしてくれます。

留守番はしっかりと出来るようになりました。

トイプードルの留守番で気をつけたい温度管理

夏はエアコン、水分に注意して

留守番ができるようにしつけをすることは大事なのですが、しつけではどうにもならないこともあります。
それは、日中の温度管理。

留守番をしている間は、エアコンをつけっ放しにしないとならないことが多いですね。

特に夏は、エアコンをつけておかないと、帰宅後にグターっとしています。
そのため、冷房27度の設定にして出かけるようにしています。

また、毎日水を取り替えるのも忘れずにしないとなりません。
夏は水が腐りやすいですから、気をつけたいですね。

他にも、冷んやりタイプのマットもおすすめです。
買ってみたら、気持ち良いみたいで、夏の日中は、よく冷んやりマットの上に広がっていますね。

冬はエアコンと毛布が肝心です

トイプードルはシングルコートの犬なので、保温力が低いです。
そのため、エアコンをつけておかないと、帰宅後、ブルブル震えています。

エアコンの風は下向きにして、体高の低いトイプードルでも暖かくなるように配慮しましょう。
足元優先機能があれば、そちらも併用したいですね。

それから、寒くなった時のために、毛布を1枚調達しておきましょう。
モコモコした毛布があれば、その上に寝ることで随分と体感温度が変わるはずです。

また、服を着せて寒さをしのぐのもあり。
トイプードルによっては嫌がるかもしれませんが、嫌いじゃない子なら是非着せてあげてください。

ただし、服によっては静電気が発生しやすかったり、皮膚と擦れて皮膚炎の原因になったりすることもあります。
服を着せた時には、体の状態をこまめにチェックしてあげて下さいね。


以上、トイプードルが留守番ができるようにしつけた方法について書かせて頂きました。
これからトイプードルを飼おうと思っている人は、参考にして頂ければと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。