ネットを見ると、チワワの性格に関してなんだか悪く書かれている記事をたま〜に見かけます。
でも、今までチワワを2匹飼ったことのある私からすると・・・そう思う人もいるかもしれないけど、実は警戒心が強いだけなんですよ。
そこで、今日は、徹底的にチワワくんを弁護してしまおうと思います。

先代チワワに見た、性格の悪さと優しさ

悪行の数々・・・

以前飼っていたチワワは、確かに悪行を働いていました。
散歩に連れて行くと、自分より小さい犬には噛み付いて、大きい犬が来ると腰を抜かす。
ショーもない犬だったんですよね。

嫌いなお客さんが来た時には、抱いていないと脛のあたりに噛み付いたり、小さい子が寄ってくると突然吠え掛かって咬みつこうとしたり・・・う〜ん、これじゃあ、チワワの性格は悪いって言われても仕方ない部分もたくさんありました

大好きな祖母にはとても優しい

そんなチワワでしたが、大好きな祖母にはとても優しかったですね。
祖母が具合が悪くて寝込んでいると、1日中側から動こうとしなくて、それを見た祖母がチワワの頭を撫でながら嬉しそうにしていたのは今でも目に焼きついています。

嫌いなもの、弱いものなどにはとても悪い態度を取っているけど、大好きな人が具合が悪いと片時たりとも側から離れない、そんな犬でした。

で、結局チワワってどんな性格なの?

現在飼っているチワワと先代チワワを見ていて共通している性格は、兎にも角にも「警戒心が強い」ということ。
で、この部分が行動に出ることで、性格が悪いって思われているだけじゃないかな〜と思うんです。

ここからは2匹の具体的な行動について書いていきたいと思います。

怒られると・・・

悪いことをして怒られた時、先代はすぐにお腹を見せてひっくり返っていました
そのまましばらく足がピクピクして動けなくなったりしてましたね。笑

今飼っているチワワは、怒られるとちょっと抵抗するんです。
キッと見たり、ちょっと「ウー」って唸ってみたり。
でも、その後は尻尾が丸まって、しばらく落ち込んで伏せています

日頃から目つきが暗い

チワワ=暗いって思っている人は、多分、この様子見て・・・じゃないでしょうか。

伏せている状態でチラチラっと上目遣いでこちらを向いて、目にはいっぱい涙が溜まっている・・・なんてこと、日常茶飯事です。
怒られたり、おやつがもらえなかったり、何か気に入らないことがあるとこんな風になることがあります。

雷が大嫌いで、雷鳴がすると抱っこしてもらって、こういう表情のまま固まってますね。

獣医さんに聞いた時には、チワワは繊細で神経質だから、周辺に変化があるとこうなるんですよ〜というお話をされました。

臆病

トリミングが怖い・・・というのも、今まで飼った2匹のチワワに共通しています。
近くの動物病院で、月イチでトリミングしてもらっていたのですが・・・もう、行く前からガタガタブルブル震えている状態。
これも警戒心が強からなんですね。

何年通っても、同じトリマーさんに慣れることはありませんでした。

それと、お留守番が嫌い。
怖いんだか、寂しいんだか・・・とにかく、家族が出かけるとなるとよく鳴きます
鍵をかけて外に出るのが、まるで悪いことをしているみたいで・・・保育園に初めて子供を預けてギャンギャン泣かれてしまった時を思い出すくらいです。

自由にいきている感じが強い。ある意味猫っぽいかも

チワワって、性格がちょっと猫っぽいんです。

うちの場合、何かなければ、飼い主の近くにずっといるということはなかったですね。
何かもらう時、用事がある時には来るけど、こちらから呼んでも来ない。
基本的には「放っておいて、適当にやってるから・・・」という感じです。

人にベタベタしないし、あまりジャレつかれた記憶がないんですよね。
好きな人が来ても大歓迎ということもないですね。
その代わり、嫌いな人が来た時には、けたたましく吠えます。

ちなみに、仕草も猫っぽくて、前足をなめて、顔を洗うような仕草を頻繁にやってます。

結論:警戒心が強くて自由気ままにいきたいタイプ

チワワの性格について、個人的には、決して性格が悪いとか暗いとかは思っていません。
警戒心が強い一方で、放っておいても問題ないから、むしろ、とっても飼いやすいですよ

あまり構わなくても、適当にやっておいてくれるんで。

しかも小さいので、散歩はしてもしなくても大丈夫。
毛が一定以上伸びないので、トリミングも手がかからないし、値段も安いですね。